先輩社員の紹介（情報は取材当時のものです。）
近畿を中心に幅広いエリアをカバー
私は当社が西日本に拠点を置く販売部門で営業を担当しています。当販売部の営業エリアは、西は中四国、東は静岡県までを管轄しています。その中で私は近畿圏エリアを中心に活動しています。営業先はスーパーマーケットが中心。その時々で変わりますが、だいたい20社くらいの取引先を持っています。また、同じ部内の食材原料課では、卸売り業者（問屋）を中心に販売活動を行っています。自社生産した鶏肉などを、用途に応じた形にし、様々な商品として全国に提供しています。
売っておしまいではなく魅力ある商品を創出する
販売先である取引先店とのやり取りでは、求められる商品を提供するだけではなく、社内の生産状況・在庫状況・他の営業担当先の販売状況などを確認し流通状況全体を把握します。ただし、それは業務の一部。売っておしまい、求められた商品を流して終わりではなく、売れ行き、売れ筋などを検討しながら、取引先のバイヤーさんたちと協力し、新しい商品の提案を行うことも我々営業マンの重要な役目です。
たとえば、カット商品。もも、むね肉のようなどこにでも販売されているようなアイテムだけでなく、レバーや砂肝などあまり消費者の手に取ってもらえなかった商品を、形を変えることで手に取ってもらう。おいしい鶏肉を消費者にとって食べやすい形で商品化。また、生肉だけではなく、からあげなどの各種加工品についても、積極的に提案します。１つの事例として、あるスーパーマーケットでは、バイヤーさんに加工品工場を視察してもらうために海外の工場に一緒に出かけたことがありました。その際、現地で新商品のアイデアを詰め、実際に商品化したことがあります。顧客ニーズをしっかり掴み、素早く形にし、提供する。これも当社の営業の仕事です。
挑戦しやすい風土を生かして自分なり営業を確立する
販売の仕事では、やはり取引先と信頼関係を築くことが大切です。そのためのカギは、スピードと情報力だと思っています。たとえば、鶏肉に関する情報が必要なお客様は、同時に豚肉や牛肉の情報を必要としているかもしれません。そのようなニーズを先読みし、データや生産状況を調べて、スピード感を持って情報提供します。その結果、我々は取引先の役に立ち、消費者にもよりよい商品を提供することができます。
営業という職種は活動範囲が広く、とくに当社の場合は、個人の取り組み方や意欲次第でいろいろな挑戦が可能。今後も様々な仕事、出会いを通じて、自分なりの営業を追求し、新しさと魅力に溢れる商品を世の中に送り出していきたいと考えています。
