会社情報
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先輩社員の紹介(情報は取材当時のものです。)

販売部門の一員として中国拠点に駐在

入社以来、主に鶏肉の加工品を販売する部署に所属をしています。最初の6年間は主に国内の加工品を担当。取引先である量販店やメーカーの担当者と商談を重ねながら、加工品開発、製造を行っている宮崎工場に出張し、商品・作成に取り組んでいました。
その後、2009年から2年間、中国・大連の大成食品有限公司に駐在しました。中国駐在時は、工場内の生産管理や技術指導を担当し、また、日本からの依頼を受けて商品化の検討を行うなど、日本と中国のつなぎ役をしてきました。2011年に帰国後は、主に輸入商品を含む加熱加工品を取り扱っています。商品の販売や提案だけではなく、中国を始めとして海外に出張する機会もあります。出張先では本当に商品化が可能かどうかや、生産ラインや製造環境の確認などをしています。

生産現場、加工現場を見て、理解が深まった

印象に残っているのは、入社後間もなくして行われる新入社員研修です。 これは、配属先の部門などに係らず、3カ月に渡って当社の各部署や拠点をまわり、仕事を幅広く経験するというもの。とくに霧島事業所での研修は1カ月程度あり、入雛作業をはじめとした生産現場を体験できる大変思い出深い経験でした。どの会社でも、販売担当者は自分が売る商品の知識を持っていますが、商品が生み出される背景を実際に見ることで、仕事そのものに対する理解を深めることができました。
また、販売部門で仕事をはじめてからは、中国駐在が大きな転機となりました。当初は、先輩社員が中国拠点で作られる加工品を担当していたこともあって、私自身はその価値や魅力が漠然としかわかっていませんでした。しかし、実際に中国に駐在したことで、自社製品の特徴、商品を作り上げるまでの過程を深く知ることができました。この経験は、帰任後の営業活動や商品開発にも役立っています。お客様との関係性という点でも、中国駐在の実績があることにより、より信頼していただけるようになったと感じています。

グローバルな環境で付加価値ある商品を考え出す

中国に限らず、今後は海外にも目を向けて、より効率よく生産・販売を行っていくことが求められるでしょう。ニーズが変わり、マーケットが変動を続ける中で、単にコストの増加分や為替の変動分を価格に上乗せしても、商品は受け入れてもらえません。どのように付加価値をつければよいか、消費者に喜んでもらうために、自分たちにはどんなことができるか。そのような意識を強く持ちながら、お客様と一緒に新たな商品を考え、販売していきたいです。

就職活動中の方へメッセージ

私は大学在籍中に第3外国語として中国語を専攻し、3ヶ月ほど留学しました。その経験から、就職活動中は海外に関連する仕事に就きたいと考えました。当社に入社したのも、企業研究をしていく中で、中国に携わる業務があると知ったためです。大学時代の時間は限られていますので、未来の自分や、仕事をしていく自分のために、何か1つ真剣に打ち込めるもの見つけてほしいと思います。