会社情報
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自然環境に配慮した事業活動

資源の有効活用

鶏を育てていく上で必ず発生してしまう鶏ふんを、ただゴミとして捨てるのではなく、当社では、バイオマス・エネルギーや、肥料として有効活用しています。
バイオマス・エネルギーの活用方法として、床暖房としての熱利用、鶏ふんを燃料とするバイオマス発電への参画が挙げられます。

鶏糞再利用による暖房熱源確保

ふ化したばかりのヒヨコは体温調節する力が弱いため、温度管理が非常に重要です。
ヒヨコを暖めるため鶏舎に床暖房を入れていますが、岡山・宮城事業所では、ボイラーの燃料として鶏ふんを利用することで、LPガスなどの化石燃料の使用を削減し、これにより、限りある資源を有効活用、温室効果ガス削減に貢献しています。

鶏ふんを利用した床暖房

鶏糞活用発電

当社は、みやざきバイオマスリサイクル株式会社(以下、MBR)に出資しており、鶏ふんを燃料とするバイオマス発電事業に参画しています。霧島事業所では、農場で発生する鶏ふんを、電気を生み出す燃料にするため、MBRに燃料として供給しています。
MBRは、環境にやさしい鶏ふん処理を目指した事業として、2003年に宮崎県川南町で設立されました。
MBRでは、宮崎県内から運ばれてきた鶏ふんをボイラーで燃焼することで発電を行い、焼却灰は肥料として利用することで土壌の改善も行う循環型エコシステム(バイオマス発電)を行っています。

自然エネルギーの利用

脱フロン化の促進(自然冷媒を使用した冷凍機へ段階的な移行 等)

太陽光発電やエコキュートを導入予定

3Rの促進

ECO包装(ノントレーパック商品)

飼料米と循環型農業への貢献

鶏ふんをバイオマス・エネルギーとして有効活用する他に、当社では有機肥料や肥料原料としての再生利用にも取り組んでいます。

宮城事業所では、近隣のJA様と協力体制を構築しており、JA様が当社の有機肥料を使用し、飼料米を生産。
この飼料米を宮城県内の飼料工場に搬入し、当社の農場で給餌する飼料原料の一部として使用することで、循環型農業の一翼を担っています。

飼料米と循環型農業への貢献